首里散歩 金城町の石畳

沖縄

沖縄観光には必須の観光スポット”首里城”
首里城周りには琉球王朝時代の遺構や古都首里にマッチした店舗・カフェなどがあり、何度きても楽しめます。
琉球時代の街並みが残る金城町の石畳道をご案内。

島添坂(シマシービラ)

島添坂は首里城南側から金城町の石畳道への間にある坂道で”シマシービラ”と呼びます。
沖縄方言で”坂”のことを”ビラ”と言います。
琉球王朝時代に首里城と本島南部(島尻方面)をつなぐ官道とし整備された道「真玉道」の一部。
昭和58年に整備され、昭和60年には日本の道100選にも選ばれた首里城下の散策路としても絶好の場所なんです。

金城町の石畳道

島添坂を抜け、赤マルソウ線に出るとその先から金城町の石畳道に入れます。

首里金城町石畳道は県指定名勝にも選ばれている、古都首里を体感できる観光客にも人気のスポット。
約300メートルの間には乱敷きという手法で琉球石灰岩がモザイク状に敷き詰められています。

太平洋戦争の戦火を奇跡的にまぬがれたそうで、石畳だけでなく石垣も一部残されています。
道の途中には推定樹齢200年といわれる”首里金城町の大アカギ”もあります。
那覇の都会の中にありながらシンと静まり返った空間は、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

少し下ったところに突如現れるガジュマルが目印の金城村屋(写真右の赤瓦屋)。
こちらは赤瓦の家屋の下で一息つくことができる休憩場所になっています。
トイレもあるので安心ですね
金城村屋隣には整備中となっていましたが”金城大樋川”(キンジョウウフヒージャー)があります。
昔は共同井戸として金城町に住んでいた方々に利用されていたそうです。

そのほかにも御嶽や井戸等の史跡がありますのでゆっくり散策してみて下さい。

首里城近辺の史跡やスポットを紹介している素敵なサイトがあったので是非参考にされてみてください。

金城町石畳道を歩く時の注意点

散策路はほとんどの工程が石畳道かつ急こう配な坂道となっています。安全に配慮して散策を楽しんでください。

・滑りやすいのでヒールの高い靴やサンダルではなくスニーカーがBEST
・生活道路にもなっているので騒がしくせず、立ち入り禁止の場所には入らない
・日陰になる場所が少ないので日焼け止めや帽子着用など熱中症対策はしっかりと
・春先でも暑い日があるのでこまめな水分補給と休憩をとるようにしましょう

金城町の石畳道へのアクセス

レンタカーや自家用車・・・首里城公園駐車場や近くのコインパーキングをご利用ください
バス・・・沖縄バス7・8番(首里城下町線)の石畳入口または首里城南口
ゆいレール・・・首里駅から徒歩約20分~30分

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