沖縄県北部のやんばると呼ばれる地域は2021年に世界自然遺産に登録された場所。
美しい自然に囲まれたやんばるは固有の生態系が息づくとともに、自然が作り出した息をのむ絶景がたくさんあるんです。
お子様連れでもトレッキングと川遊びを楽しむことが出来る、県内最大級の滝でもある比地大滝をご紹介。
比地大滝ってどんなところ
沖縄県北部は、亜熱帯の木々が生い茂る森が大部分を占めていて通称”やんばる”と呼ばれています。
貴重な生態系と大自然が残る奄美大島、徳之島、沖縄県北部、西表島が2021年に世界自然遺産に登録されました。
比地大滝は世界自然遺産登録された沖縄県北部の国頭村にある大滝。
落差は25.7m!
なんと沖縄本島内最大の落差だそう。
比地大滝まで約1.5kmほどの遊歩道があり、のんびり歩きながらやんばるの大自然を楽しむことが出来ます。
比地大滝へのアクセス
比地大滝へは基本、自家用車・レンタカーなど車でのアクセスとなります。
許田ICから約36㎞の道のりで国道58号線をひたすら北上し国頭村を目指します。
左手側にはきれいな海を眺めることが出来るので晴れた日はきれいな景色を眺めながらのんびり向かいましょう。
比地川を越えてすぐの奥間交差点を右折し、案内看板の指示に従って進むと約10分ほどで比地大滝入場口に到着します。
駐車場は第1~第3駐車場(無料)があり、約120台の収容が可能とのことで駐車に困ることはなさそうです。
いざトレッキング
トレッキングコースは約1.5kmの道のりで整備もされているので、小学校低学年と幼稚園年中の2名の子連れでもトレッキングを楽しめましたよ。
途中には急な階段があったりしたので少し手助けもしながらでしたが、子供も疲れることなく滝までたどり着くことが出来ました。
比地大滝の紹介サイトでは約40分の道のりとありますが、子供たちと生き物を探しながら歩くと滝まで1時間弱かかりました。
帰りは川遊びで約1時間ほど寄り道もしたのでトータル3時間弱の工程となりました。
比地大滝は大人(一般・高校生)500円・小人(小・中学生)300円と有料となっていますので、エントランスで料金を支払って入場しましょう。
トイレはエントランスと道中に1か所しかないのでエントランスで済ましてから行くことをおススメします。(※23年5月時点 道中のトイレが故障していて使うことが出来ませんでした。。。)
エントランスを超えるとキャンプ場になっていてキャンプも楽しむことが出来ます。
キャンプ場をさらに進むといよいよトレッキングコース。
小さなダムが出迎えてくれます。
ダムを越えた後は、やんばるの大自然を堪能しながらのんびり進みましょう。
沖縄ならではの動植物を観察したり、
キノボリトカゲが隠れていますが見つけられましたか?
つり橋を渡ったり、
急な階段を上ったり、
東屋で休憩したり、
炭焼き釜跡を見たり、
約1時間ほどで比地大滝に到着!
25.7mの落差と豊富な水量の滝は圧巻です。
ちなみに滝壺で泳ぐことはできないのでマイナスイオンをしっかり浴びて大自然のパワーをもらいましょう。
ちなみに遊歩道一帯は携帯電話も通じるみたい。
比地大滝では泳ぐことが出来ないようにロープを張られているので越えないようご注意ください。
川遊び
帰りの道中で川遊びスポットで昼ご飯休憩を兼ねて遊びました。
清流はひんやり冷たくて、足をつけるだけでも気持ちいいですね。
子供は水着に着替えさせて遊ばせましたが、場所によっては流れが速かったり水深があるところもあるので目は離さないようにご注意を。
今回、川遊び用に小さいネットを持ってきましたがその網でいろんな生き物を捕まえることが出来ました。(トレッキングの道中では大小さまざまなキノボリトカゲを5,6匹は捕まえましたよ)
本格的な網があるともっとたくさんの昆虫や水生生物をとることが出来たかもしれませんね。
トレッキング、川遊びで捕まえた・見た生き物たち
トレッキングの最中や川遊びではたくさんの動植物にも出会うことが出来ました。
写真に撮りきれなかった蝶やトンボ、鳥などもいて動物好きの子供はかなり楽しめる場所です。
比地大滝で遊ぶ時の注意点やアドバイス
比地大滝では急な増水で流されたりといった水難事故も多いそう。
過去には死亡事故もあるほどで安全にトレッキングや川遊びを楽しむためにも事前の準備を怠らないようにしましょう。
事前準備はしっかりと
②1.5㎞と距離的には短いですが急な階段などがあり体力的にはハードです。準備運動などで体をほぐしてから向かいましょう
③子連れだと約3時間コースの長丁場になりますので休憩時用の水分や軽食を準備していきましょう
④梅雨時期は多湿、夏の時期も暑さがきついので帽子、着替えがあるとGood
⑤虫よけ・日焼け止めは必須
⑥トイレはエントランスで済ましてから向かいましょう
⑦比地大滝が晴れていてもほかの場所で雨が降っていたり、スコールで増水することもあるので周辺地域の天気をチェックしてから向かいましょう
楽しいアクティビティにするためにルールは守りましょう
②空き缶・紙屑などごみは持ち帰りましょう
③天候が悪い時はトレッキングや川遊びはやめましょう。安全第一
④ペットはつれていかないように
⑤動植物は捕まえても持ち帰らない。観察したら逃がしてあげてくださいね
トレッキング・川遊びであると良いもの
以下のものは実際に持っていったもの、あるとトレッキング・川遊びをもっと楽しめたなーというものをリストアップしてみましたので参考にしてみてください。
おまけ
比地大滝で遊んだ後はやんばるの食やお土産品を買うのも楽しみの一つ。
そんな時は58号線から比地大滝へ向かう信号(奥間交差点)から少し北上したところにある道の駅”ゆいゆい国頭”を訪れてください。
やんばるならではの食材やお土産、雑貨を購入・食べることが出来ますよ。
ここでしか買えないクニガミドーナツがおススメ。
味はプレーン・チョコレートなどのスタンダードなものに加え、パイナップル・タンカン・カラギ(シナモンの一種でオキナワニッケイという植物)といった沖縄ならではの味のドーナツがありますよ。
まとめ情報
沖縄県北部ということでかなり遠方になりますが、夏前のアクティビティとしては結構楽しめました。
ただ体力的にはきついところもありますので、そこは事前に体力づくりなどしていると安心感もあるかもしれません。
キノボリトカゲなど沖縄ならではの生き物も見れたのは、子供も大興奮でとても良かったです。
アクセスする時間、トレッキング・川遊びの時間を考えると半日以上の時間を使うことを念頭に入れて旅行計画されると良いと思います。
沖縄の大自然を満喫するにはとても良い場所なのでぜひ時間を作って訪れてみてください。
ではでは良い沖縄時間をー♪
住所 | 〒905-1415 沖縄県国頭郡国頭村浜 |
地図 | |
電話番号 | 0980-41-3636 |
定休日 | 無休 |
オープン時間 | 夏季:9時~16時(閉門18時) 冬季:9時~15時(閉門17時30分) |
駐車場 | 120台 |
Webサイト | https://hiji.yuiyui-k.jp/ |
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