スーパーで買える沖縄土産|沖縄伝統菓子 昔懐かしの味タンナファクルー

沖縄で買う

沖縄伝統菓子にはちんすこう、サーターアンダギー、くんぺんなど数えきれないほどの種類があります。
国際通り近くの平和通り商店街には伝統菓子を売る店舗がいくつもあり、観光客だけでなく地元の方も買いに来たり、正月・お盆などの祭事の時にはスーパーにもたくさんの伝統菓子が並びます。
今回はそんな沖縄伝統菓子の中でも変わった名前の『タンナファクルー』をご紹介。

変わった名前のタンナファクルー

タンナファクルーは黒糖・小麦粉・たまごで作られたまん丸したかわいらしい焼き菓子です。

沖縄伝統菓子

宮廷菓子の”くんぺん”は昔(明治時代ごろ)はとても高価で口にすることが出来なかったため、タンナファクルーが代用品として庶民に親しまれたそうです。
ここまで記事を読んでいて「タンナファクルー」という名前、とても変わった名前をしているなーと思いませんでしたか?
この一風変わった名称は創作者の玉那覇さんのあだ名に由来しているそう。
玉那覇(たまなは)を沖縄方言で”タンナファ”と呼ぶそうです。
そして創作者の玉那覇(タンナファ)さんは沖縄の人らしく色黒だったそう。
色黒のことを沖縄方言で”クルー(黒)”といい、

色黒の玉那覇さん ⇒ タンナファ+クルー ⇒ タンナファクルー!!

と呼ばれるお菓子になったそうw
色黒の玉那覇さんがお菓子の名前の由来とは面白いですね。

マルタマのタンナファクルー

タンナファクルーはいくつかの菓子メーカーから販売されていますが、スーパーでよく見かけるのマルタマのタンナファクルーです。
まるに玉と書かれたパッケージでとても分かりやすいですね。

マルタマのタンナファクルー

ビニール袋に入ったシンプルな包装で5枚入りの小さいサイズと、11枚入りの大きいサイズがラインナップされています。
23年3月時点で5枚入りが約200円、11枚入りが400円でした。

いざ実食

封を開けるとふんわりと黒糖の甘い香りが漂います。
大きさは直径5センチほどの小ぶりなサイズ。

小ぶりサイズ
ふんわり柔らかい食感

一口食べるとふんわりした食感と黒糖の優しい甘さが口いっぱいに広がります。
どこか懐かしさも感じられる優しい甘さは温かいお茶と一緒にいただくと、一層美味しさが引き立つはず。

まとめ

一風変わった名前は創作者のあだ名というオチもあるタンナファクルー。
お土産品店やスーパーにはたくさんの新しい沖縄菓子が並んでいますが、昔ながらの味わいのタンナファクルーもスーパーでも気軽に購入できるので一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

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