沖縄の数あるビーチの中でもビーチに人口プール？がある珍しいスポットで地元率高めの穴場ビーチをご紹介。
玻名城ビーチ
沖縄南部の南城市には数多くのビーチがありますがコチラのビーチは割と穴場のビーチの部類になるのではと思います。その理由は！「サザンリンクスリゾートホテル」の奥にあるため、ホテル宿泊者か地元っ子でしかおそらく見つけることができないビーチだからです。
一番特徴的なところがコンクリートで囲まれた人口プール（遺構）があるところで、干潮時はコンクリートの囲われた部分を散歩することも可能です。おそらく開発途中で頓挫したものが残っているのではないかと思われます。
沖縄の整備されたビーチは一通り楽しんだから地元の人が行くビーチに行ってみたい！といった方はぜひ訪れてみてほしいビーチです。
玻名城ビーチへのアクセス
玻名城ビーチへのアクセスは南部を周回する国道331号線を走ることでたどり着けます。入り口には大きくサザンリンクスホテル・ゴルフ場の看板がありますのでそこを曲がります。
途中で路面が石畳に変わり、ホテル・ゴルフ場の看板が見えますがそのまま突っ切ります。
さらにクラブハウスを横目に通り過ぎ、自販機が見えたところで右折しゴルフ場横を下ります。
つづら折りになった道を下るとやがて駐車場が見えます。この日は平日で早めの時間だったので貸し切りでした。15～17台は駐車できます。
さらに下に下ると行き止まりにも5台ほど駐車できるエリアがあります。こちらにはトイレ・シャワーがあるので安心です。シャワーは1回200円のようです。
ビーチはどんな感じ？
この日はちょうど干潮時だったのでちょうど人口プールの縁が陸地化して歩くことができました。天気も良く海は絶好調にきれいでした！コンクリート部分の内側は深いところでも大人の太ももくらいの深さなので、流される心配もなく子供を安心して遊ばせることが出来そうです。
対面側から陸地を見ると廃墟となったレストラン？があります。レストランの下が日陰になっており太陽の日差しから逃れて休むこともできますが、廃墟のためいつ崩れてもおかしくないレベルの廃れ具合です。建物の下はくれぐれも自己責任で活用くださいね。
海の中はというときれいな色の熱帯魚（小さめサイズ）が泳いでいるので捕まえたり観察もできます。
人口プールの外側はというと天然のタイドプールが所々に点在しています。こちらでも小魚がたくさん見えたので、潮位がもう少しあればシュノーケルで楽しむことも出来そうです。
自然の岩はとげとげがすごいのではだしで歩くと確実にけがをします。歩く際ははだしではなくマリンシューズなどを着用し、こけたりしないように注意して歩きましょう。
玻名城ビーチの良いところ
- 案内看板もなく、アクセスもしにくいため割と人が少ないです
- 人口プールがあるため干潮時は子供を安心して遊ばせることができます
- 無料駐車場（台数は少な目）、トイレ、シャワーが設置されているので安心
- タイドプールでは小魚釣りも楽しめます
玻名城ビーチで遊ぶ時の注意点
- 駐車場が満車の時は路駐などせずに空くまで待つか、次回に持ち越す
- 日影が廃墟しかないのでサンシェードは必要（廃墟での休憩は自己責任）
- 人口プールの外側は鋭利な岩場になっているのでマリンシューズは必須
- 満潮時はプール状にならないので子供を遊ばせるときは注意
- 飲物を買うときはビーチ入口の自販機まで登らないとないので、飲食物は事前に購入して持参したほうがよいです
最後に
廃墟やプール外の鋭利な岩場等危ないエリアはありますが、飲食物とサンシェードを持参すれば子供が飽きるまで遊ばせてのんびりできる穴場のビーチだと思います。私も夏の時期は必ずと言っていいほど子供と遊びに来る場所になっています。
おそらくサザンリンクスホテル・ゴルフ場が管理しているビーチになるので違法駐車やごみを捨てたままにしたりしていると利用制限をかけられるかもしれません。くれぐれもマナーを守ってみんなの憩いのビーチをいつまでも使わせてもらえるようにしたいですね。
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