沖縄夜景スポット|うるま市兼箇段のキクミネーション

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沖縄の冬の夜に見ることができる風物詩「キクミネーション」。
ホテルや観光施設のクリスマスイルミネーションもきれいですが、「キクミネーション」も幻想的な風景なので夜のドライブでぜひ見てほしい風景です。
うるま市兼箇段のキクミネーションは割とアクセスしやすい場所にあるので那覇からも少し頑張れば見学できるおススメのキクミネーションスポットでした。

キクミネーションとは

キクミネーションとは、菊の開花時期を調整するため夜間(23時~翌4時ごろ)に菊畑に明かりを当てる栽培方法の”電照菊”のこと。
イルミネーションとミックスして”キクミネーション”と呼ばれています。
沖縄の菊の生産は日本でも随一の量を誇っていて、冬の時期は沖縄県産菊が大半を占めるとも言われているほどなんですよ。
沖縄出身アーティストのかりゆし58の歌う「電照菊」では電照菊の風景が歌われていたりして、地域によっては見慣れた風景にもなっているようです。
キクミネーションの盛んな地域は県内でもいくつかありますが、今回は中北部のうるま市兼箇段のキクミネーションをレポートします。

うるま市兼箇段の場所

うるま市兼箇段は、那覇インターチェンジから沖縄北インターチェンジまでは約20分、高速を降りてからは迷わなければ10分かからないので約30分あれば見学に行けるキクミネーションスポットです。
那覇に宿泊する場合でも少し夜更かしすれば見に行くことが出来ますね。


うるま市兼箇段へのアクセスは沖縄北インターから沖縄北インター線(県道36号線)に入り、うるま市向けに数キロ進んだあたり。

沖縄北インターチェンジから県道36号線をうるま市向けに進み、”ファミリーマート沖縄北インター店”がある交差点を左折、”JA沖縄虹のホールうるま”の丁字路を右折するとキクミネーションが多く点在するスポットでした。
初めて訪れるときは兼箇段公民館を目指すと分かりやすいです。

目印になる交差点のファミリーマート

キクミネーションレポート

10時過ぎに兼箇段近辺に到着。
詳しいキクミネーションスポットが分からなかったので適当に兼箇段近辺の道を流していましたが、なかなか菊畑が見つからず。。。。
ファミリーマートで休憩した後、Googleマップで菊畑っぽい場所にあたりをつけて兼箇段公民館に向かいました。
さっきまで明るくなかったところに光の塊が!こ、これはキクミネーション!?

暗闇の中にぽっかり浮かぶ電照はやっぱり幻想的です。
ちょうど23時を過ぎた時間帯から電照が始まったようで、ちょっと到着が早かったようでした。
時間帯を間違えると不発に終わるかもしれないので、23時を目処に行くかどこかで時間をつぶすと良いですね。
JA沖縄の丁字路を右折し民家を抜けると両脇にキクミネーションスポットが点在していました。

道の上からキクミネーションを見下ろすことが出来るところは兼箇段の特徴かもしれません。
初めて上からキクミネーションを眺めたのですが菊のグリーンと畝の茶色の縞模様が印象的でしたよ。

キクミネーション見学のおさらい

別の記事にも記載していますが、今一度キクミネーション見学のポイントをお伝えさせてください。

・菊畑は鑑賞のためではなく出荷用の菊を栽培している畑であることをお忘れなく
・電照菊が見れる時期は一般的に12月~3月頃の深夜23時から翌4時頃
・明るいので一眼レフカメラ(アサヒはAPS-C)三脚なし・スマホでも写真撮影できました
・菊畑以外の道は暗い場所も多いので懐中電灯など明かりを持っていくとGood
・沖縄といえど冬の夜は寒いので防寒はしっかりしていくのがGood
・未舗装の道もあるので歩きやすいスニーカーなどで見学がGood
・近隣にはファミリーマート、セブンイレブン、マクドナルド等時間をつぶせる店舗が多め
・住宅街を通るので大きな声でのおしゃべり等騒音は出さないように注意
・兼箇段公民館の通りは深夜でも割と車の往来が多いので道への飛び出し注意
・見通しの悪いカーブや狭い路地もあるので路上駐車時は注意
・畑の中には立ち入らず、外から鑑賞しましょう
・近くにはお手洗いなど施設はないので、事前にすましてから向かいましょう
・ゴミなどはポイ捨てせず持ち帰りを

観光のための場所ではないのでマナーは守って見学し、いつまでもきれいな風景をみんなで見られるようにしていきましょう!

その他キクミネーションスポット

沖縄県内には北から南までいろんなところにキクミネーションスポットが点在しています。
冬の時期にしか見れない幻想的な風景を見に、ナイトドライブを楽しんてみるのもいいかもしれませんね。

恩納村喜瀬武原のキクミネーション
糸満市古波蔵のキクミネーション

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