メリタ フレンチプレス|お湯を入れて待つだけ!簡単コーヒー抽出

COFFEE

コーヒーの抽出方法の一つ「フレンチプレス」。
各社からいろんなフレンチプレス用の器具が販売されていますが、今回はメリタ社のフレンチプレスをレビューしていきます。
お湯を注いで待つだけのカンタン抽出で、おうちカフェビギナーの方におススメの商品でした!

フレンチプレスの特徴

コーヒーの淹れ方は大別すると、コーヒー粉にお湯を通す”透過式”とコーヒー粉をお湯に漬け込む”浸漬式”の2種類があります。

レンチプレス

フレンチプレスは後者の”浸漬式”という抽出方法です。
フレンチプレスの特徴は大きく3つ

①お湯を入れて一定時間待つだけのカンタン抽出
②お湯の投下スピード・注ぎ方にテクニックが必要なハンドドリップに比べて、安定した味を容易に実現することができる
③コーヒーオイルが生み出すコクや甘み等コーヒー豆本来の味を楽しめる
安定した味を簡単に作り出せるというのはコーヒービギナーにとってうれしいポイント。
コーヒーの飲み比べをするときにも抽出スキルに左右されずに、コーヒー豆本来の個性を味わえるのはコーヒーの勉強にもなりますね。

メリタ フレンチプレス

フレンチプレスメーカーの中ではボダム社がメジャーですが、シンプルなデザイン価格の安さでメリタ社のフレンチプレスをチョイスしました。
比較検討したのはハリオ社、ボダム社、メリタ社の3製品。
それぞれの商品詳細はこんな感じです。

メーカーメリタハリオボダム
商品名フレンチプレス
スタンダード
ハリオール
ブライトJ
ブラジル
フレンチプレス
価格2,200円3,300円3,300円
サイズ‎幅115 × 奥行117 × 高さ169mm幅 110× 奥行 87× 高 さ166mm幅115 × 奥行80 × 高さ161㎜
容量350ml300ml350ml


購入してから知ったのですが、メリタジャパン公式ストア(楽天市場)では送料別で1,100円という衝撃価格でした!もっと早く知っておけばよかった。。。
※もしかしたら期間限定価格かもしれないのでご自身でご確認されることをおススメします。

実際に届いたものがコチラ。

メリタ
フレンチプレス分解

かなりシンプルです。土台のゴム部分は滑り止め効果を得るためのものだと思いますが、簡単に取り外せる仕様になっています。
プランジャーもねじ式になっていて簡単に解体することができる新設設計。
見た目で気になった点は、メッシュ部分が想像していたより粗目なところくらいでしょうか。

メッシュ

使用レビュー

フレンチプレスでのコーヒー抽出手順はとても簡単。
①コーヒー粉を準備
浸漬式ということで中粗挽きのコーヒー粉を準備し、本体に投入。

コーヒー豆

②蒸らし作業
1投目を注ぎ粉全体が漬かるようにして蒸らします。この時粉がむくむくと膨らんでガス・粉・お湯の3層に分かれるときれいに入れれているサイン。

蒸らし作業中

③抽出
既定の湯量を静かに注ぎプランジャーをセットして4分待ちます。
今回は15gのコーヒー粉に対して240mlのお湯を淹れています。

抽出中

④完成
4分経ったらゆっくりとプランジャーを押し下げてコーヒーとコーヒー粉を分離させて完成です。

コーヒー完成
コーヒーカップ

抽出されたコーヒーの液面を見ると、ペーパーフィルター使用時には抽出されないコーヒーオイルもしっかりと確認できています。

コーヒーオイル

味はというとコーヒーの成分をしっかり抽出できるフレンチプレスの特徴が活き、コクがペーパーフィルターの時より強い印象でした。
また、口当たりはフィルターと比べてまろやかな感じですごく飲みやすかったです。
飲み進めるとカップの底にコーヒーの微粉が残っていました。書籍などで微粉まで抽出されると知っていたものの想像を上回る量だったので少々びっくり。

おそらく過去にレビューしたダブルメッシュメタルドリッパーより多量に抽出されていた印象です。

まとめ

メリタフレンチプレスをコーヒービギナーのアサヒが使った感想はこんな感じです。

・他のコーヒープレスと比較して安価に購入できるので手が届きやすい
・お湯を注いで待つだけの簡単抽出
・数回使用したところ、比較的安定した抽出で味のぶれが少なかった
・分解洗浄できるので衛生的
・抽出後のコーヒーかすの処分がペーパーフィルターに比べて面倒
・微粉が想像以上に残り、最後まで飲みきれない
使い始めたところなので、抽出時間やコーヒー粉の粒度など調整しながらおいしく飲める配分を探っていきたいなと思います。
簡単に抽出できるところはかなりおススメなので、これから自宅でコーヒーを楽しもうと考えている方は購入候補の一つに入れてみてはどうでしょうか。

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