焼酎や泡盛の飲み方として、ロックや水割りなどは王道ですが、色んなソフトドリンクで割るのも楽しみの一つです。
メジャーなところだとシークヮーサー割り、うっちん茶割り、前回記事にしたコーヒー割りなど多々ありますがネットサーフィンしているとすごい飲み方を見つけてしまった⁉︎それは泡盛の練乳割り「ミルク酒」。
宮古島発祥の由緒正しき酒のようで、今回は実際に試してみたいと思います。
ミルク酒とは
平たく言うと泡盛の練乳割りです。(聞いただけで甘そう・・・)
沖縄本島ではなく宮古島(池間島が本家?)に伝わる酒で伝統行事に始まり宴席等でスタンダードに飲まれているそうです。
割材のメインとなる練乳ですが、沖縄で練乳というと乳牛のイラストでおなじみの森永ミルクではなく、「ワシミルク」!!正しくはネスレのイーグルコンデンスミルクという名称で缶詰に鷲のイラストが描かれています。イラストがワシなんでそのままワシミルクと呼んでいるそう。
宮古島の酒造所からはワシミルク酒というリキュールも販売されいます。
練乳はいちごやかき氷にかける以外の用途を見いだせなかったけどまさかの泡盛とミックスしてしまうとは思いもよらない使い方!!
ミルク酒を作る
本場の味を再現したいということで例にもれずワシミルクを買ってきました。
そして使用する泡盛はミルク酒本場でもある宮古島の池間酒造が作る「ニコニコ太郎」を使います。
準備するもの
・泡盛(ニコニコ太郎)・・・お好みの濃さで
・練乳(ワシミルク)・・・大匙1
・水・・・適量
・氷・・・適量
氷、練乳、泡盛をグラスに注ぎ、泡盛と練乳を融合させるためにしっかりと攪拌します。
練乳が冷やしていたせいか粘度が高かったので結構混ぜました。
しっかり攪拌出来たら最後に水を入れて完成!
いざ飲んでみる!
甘ったるいのかと思いきや意外とさっぱりしていて飲みやすいかも!?
泡盛多めで作ったのでアルコールが甘みを抑えてくれていたのかもしれません。
スルスル飲めるので泥酔注意の一杯です。
アレンジでコーヒー泡盛割り
せっかくなのでほかのバリエーションも試してみようと以前にコーヒー豆を漬けておいた泡盛をベースにミルク酒を作ってみました。
写真では色はわかりにくいですが薄めのミルクコーヒーのような色合いです。
飲んでみると某コーヒーリキュールに引けを取らないおいしさ。これはヤバい!!こっちの方が好みの味だ!
自宅でコーヒー泡盛を作られている方は絶対試してほしいです。
さいごに
実際に作ってみた結果、予想外にミルク酒はおいしくいただけるお酒でした。そしてコーヒー割りはさらに上回る美味さで満足の一杯でした。
宅飲みではミルク酒を大量に飲むわけではないので、大量に余った練乳をどうやって消費するかが最後に残された課題です。
泡盛の世界を新たに開拓することができました!
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