沖縄観光|沖縄独自の交通事情を予習して快適ドライブ

沖縄

沖縄観光では欠かすことのできないレンタカー。
借り物のレンタカーだと、マイカーとはドライブフィーリングが異なるので普段以上に気を使ってしまいますよね。
そして土地勘のない場所での運転はさらに不安が付きまとうのは必然。
沖縄の交通事情をあらかじめ予習しておけば、ある程度の不安は払しょくでき快適な観光ドライブができるはず。ということで沖縄の交通事情やあるあるをご紹介。

バスレーンは要注意

平日の朝夕の通勤ラッシュ時に実施される交通規制で、左端の1車線(第1交通帯)がバス・タクシー専用の車線になります。
この時間帯は一般車両は通行できなくなるので要注意。定期的に取り締まりが行われていて結構な台数の車両が摘発されているのを通勤中にも目にします。
那覇市内の国道58号・507号、県道29号・222号・330号、国際通り、浦添・宜野湾市の国道58号が対象となっています。
楽しい観光のさ中、交通違反切符を切られると楽しい思い出にも泥を塗られてしまいますので、場所と時間帯を把握して楽しいドライブをしてくださいね。

中央線が時間帯によって変わる場所がある!?

正しくは”中央線変移”というそうです。
3車線以上の道路において、中央線(センターライン)を時間帯によってずらすことで、交通量が特に多い方向の車線を特定時間のみ増やす交通規制です。
中央線変移が行われている道では、その時間帯の中央線の位置を標識と発光鋲によって案内しています。

中央線変移が実施されている道路

①県道29号線 安里十字路~松川(西)交差点
6:00~17:30 安里十字路⇒松川(西):1車線 松川(西)⇒安里十字路:2車線
17:30~6:00 安里十字路⇒松川(西):2車線 松川(西)⇒安里十字路:1車線

②国道507号、国道330号 那覇市国場交差点~旭町交差点
7:30~9:00 国場十字路⇒旭町:3車線 旭町⇒国場十字路:1車線

沖縄のアスファルトは滑りやすい

アサヒが沖縄に移住した当時はバイクでの通勤でした。
町中を走っているときに感じたことは停車中に足をつくと”足元が滑るなー”ということ。
うちなーんちゅの同僚に話をすると沖縄のアスファルトには琉球石灰岩が混ぜられているので本州のアスファルトと比べて柔らかく劣化しやすいため滑りやすくなっているとのこと。
それ以外にも

  • 強い直射日光による劣化
  • 海が近くにあるため結晶化した塩分が路面に付着

といった事が原因で乾いた路面でも滑りやすくなっています。
乾いていても滑りやすいということは、雨の日はさらに滑りやすくなるので雨天時の急ブレーキ・急ハンドル・急発進などは要注意。
アサヒも雨上がりの下り坂で急ブレーキを踏んでも滑ってしまい、危うく前の車に追突しそうになったり、坂道でアクセルをふかしすぎてスリップさせるなどヒヤリ体験をしております。
普段から車間距離を取り適切なスピードでの運転をするようにしましょう。

高速道路の速度制限は80km

沖縄の自動車道は沖縄自動車道(那覇ICー許田IC)と那覇空港自動車道(西原JCT-名嘉地IC)があります。
那覇市内の交通渋滞は日本一と言われるほどの渋滞なので、北部までアクセスしたいときは沖縄自動車道を利用することをおススメします。
沖縄自動車道の利用で注意してほしいことは速度制限。一般的な高速道路の速度制限は時速100㎞ですが沖縄県内の自動車道の速度制限は時速80㎞となっています。
覆面パトカーが巡回していたり、オービスが設置されている箇所があるそうなのでスピードの出しすぎには注意して観光を楽しんでくださいね。

野生生物には注意

特にやんばる地域(沖縄県北部)や西表島など天然記念物(ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ)が生息する地域では要注意です。
アサヒはまだ野生のヤンバルクイナを見たことがないのですが、ヤンバルクイナは飛ぶことができず道を横切ることがあるのかロードキルがあると新聞記事にも掲載されることがあります。
希少種だけでなく、夜の時間帯は海沿いの道でカニ、オカヤドカリ、カエルが横切ることもしばしば見かけます。
高速巡行しているとよけきることができませんので、夜間の道を走るときは生き物にも優しくは知ってもらえるとうれしいです。

島国ならではの独特な運転マナー

他府県との往来がない島嶼県の沖縄県。運転マナーも独特なように感じます。

ウインカーを出さずに車線変更、右左折する車
歩行者を見つけると突然減速、歩道幅寄せ停車するタクシー
バイクのすり抜けは当たり前

と、良いとは言えない運転マナーの車もありますが、

(信号がない交差点等)路地から大きめの幹線道路に入るとき譲ってくれる車が多い
狭い路地で対向車とかち合ったときにバックしてくれたり、わきに車を寄せて道をあけてくれる

といった人のやさしさを感じるときもしょっちゅうあります。

まとめ

楽しい観光の期間に独特の交通ルールを知らずに違反切符を切られたりすると楽しい旅の思い出も台無しになってしまいます。
そしてその後の観光はブルーな気持ちで観光地を回るなんてことになるのは絶対に避けたいですよね。
沖縄の交通事情を予習して、青い空と海の沖縄の道をドライブしてくださいねー♪

現在、コロナ感染拡大、半導体不足などの影響で県内のレンタカー不足が続いている状況です。(22年8月時点)
縄観光では欠かすことのできないレンタカーの予約は早めにされることをおススメします。

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