ハンドドリップをこれから始めようと思っている人が一番初めに突き当たる壁は、『ドリッパーどれを選んだらいいのか悩む問題』ではないでしょうか。
各社から様々なドリッパーがラインナップされていて、形も違えば値段も違う。
数あるドリッパーから自身のレベルに合ったドリッパーを選んで、楽しいコーヒーライフを送りたいといった方に少しでもお役に立てればということで色々とコーヒー関連の情報も発信しています。
初めてのハンドドリップでもおいしく淹れたい!そんな時は今回紹介するカリタウェーブドリッパーはいかがでしょうか?
デザイン性も高く、安定した味の抽出が可能なカリタウェーブドリッパーの魅力と特徴をご紹介!
カリタウェーブドリッパーの特徴
カリタウェーブドリッパー(以下ウェーブドリッパー)は日本生まれのコーヒー器具専門メーカー『カリタ』から販売されているドリッパーです。
ウェーブドリッパーの特徴は以下3点
②底面が平らな形状となっているので均一に粉に浸漬するため、均等なエキス抽出がされます。
③カリタ独自の三つ穴による適度なお湯の抜けが、雑味の少ないクリアな味わいになります。
安定した抽出と簡単なドリップ手順でも味がブレにくく安定した抽出ができるため、初心者の方におススメのドリッパーなんです。
また、ビジュアルも他のドリッパーとは一線を画しており、見た目も美しくインテリアとして飾っているだけでも様になります。
ちなみにガラスドリッパーだと抽出の過程を視覚的に楽しむこともできて、ハンドドリップへの愛着が出てくるはずです。
デザイン性抜群の見た目
見た目はUFOのような形状で他のドリッパーとは一線を画していますね。
今回はガラス製のドリッパーを購入しましたが、デザイン性も高くて所有欲を満たしてくれるクオリティです。
また底面にはカリタの3つ穴もしっかりと確認できます。
プラスチックの羽部分は分離できるので衛生的。
特徴的なペーパーフィルター
ペーパーフィルターも他のフィルターとは異なり特徴的。
周囲の波型フィルターがリブの代わりをしてくれます。
ウェーブフィルター価格が100枚で660円、円錐型フィルターが407円ということで1枚あたりに換算するとウェーブフィルター6.6円、円錐型フィルター4.7円と少々お高目の価格。
そしてペーパーがぎっちり詰まっていて、使い始めは取り出しにくいのが難点かもしれません。
他のドリッパーとの比較
続いて他メーカーのドリッパーとの比較です。
価格・サイズなどはメーカーサイトより引用しております。
ドリッパー 種類 | 価格(税抜) | サイズ (mm) | 抽出穴 | 商品概要 |
---|---|---|---|---|
カリタガラスウェーブドリッパー | 2,100円 | 幅115×奥行110×高さ65 | 3つ穴 | 均一にコーヒー粉にお湯が浸透するため、安定した味を作り出せる。 透明感が美しい、耐熱ガラス製ドリッパーです。 |
メリタアロマフィルター | 400円 | 幅110×奥行95×高さ72 | 1つ穴 | サイフォンの原理を応用した1つ穴が、格別なコーヒーを抽出。 特殊な穴の位置により、抽出時間を長くコントロール。 |
ハリオV60 | 600円 | 幅137×奥行116×高102 | 円錐型1つ穴 | スパイラルリブによる均等なお湯の流れで、豆のうまみをしっかりと抽出し深い味わいを演出。 |
コーノ式名門ドリッパー | 1,000円 | 幅100×奥行103×高さ80 | 円錐型 1つ穴 | 中央の穴から放射状に伸びたリブが雑味のないクリアな味わいに仕上げてくれます。 |
いずれのドリッパーも所有して使っているのですが、どれも一長一短の良さがあります。
ウェーブドリッパーは価格がかなりお高目ですが、ガラスの耐久性を考えると長く使えるため、長く使うほどコストパフォーマンスは良くなります。
ウェーブドリッパーで実際に抽出してみる
では早速ドリップしてみましょう。
・ウェーブドリッパー ・ウェーブフィルター
・コーヒー用スケール ・サーバー
・コーヒー粉(中粗挽き15g) ・お湯(240㏄)
1.フィルターをセットしてペーパーリンス
ウェーブフィルターは紙臭が他のフィルターより強い(個人的な印象)ため、ペーパーリンスをしておきます。
ウェーブドリッパーは底が平らなため、少しお湯が残るので傾けてしっかりと残り湯を落としてください。
2.粉をセットして慣らします
3.お湯をゆっくりと40㏄注いで30秒ほどコーヒー粉を蒸らします。
4.蒸らし作業が終わったらいよいよドリップ。50㏄×4回に分けてドリップをしていきます。
抽出時間は大体2分弱で終わるようにするとおいしく抽出できます。
ガラスドリッパーならではで、抽出の様子が見れるのが良いですね♪
5.抽出が終わったら、マドラーなどでコーヒーを攪拌して完成!カップに注ぎます。
すっきりながらもコクはしっかりとあるおいしいコーヒーを淹れることが出来ました。
カリタウェーブドリッパーの種類
カリタウェーブドリッパーにはいくつかの種類があります。
今回は代表的な”ガラス”、”ステンレス”、”銅”の3種類をご紹介。
ガラスドリッパー
他の商品と比較して見た目が美しいです。
素材がガラスで透明のため抽出過程を見て楽しむことが出来るのも良い点です。
また、価格も他の商品に比べて安価なため入門用におススメです。
ステンレスドリッパー
耐久性と使い勝手の良さが特筆されます。
ステンレスは丈夫で錆びにくく、長期間の使用に耐えます。
また、熱を効果的に保持するため抽出中に温度が安定しやすいです。
ガラスドリッパーよりは高めの価格設定ですが、長く使えることを考えると妥当な金額ではないでしょうか。
銅製ドリッパー
他の商品より優れた熱伝導性を持っています。
銅は熱を素早く伝えるため、コーヒーの均一な抽出が可能となります。
また、銅の質感や風合いは高級感があり、特別な雰囲気を演出します。
そのため価格も飛びぬけて高いです。
他にもサーバー一体型などたくさんのラインナップがあるのでぜひお気に入りのドリッパーを探してみてくださいね。
まとめ
使ってみての感想としては、
①円錐型ドリッパーよりは扱いが簡単
②複数回ドリップしても味のぶれ幅は少ない
といった印象でした。
また、独特のUFO型のデザインは他のドリッパーと一線を画していて所有欲を満たしてくれます。
難点としては、
①価格が他のドリッパーと比べて高価
②ガラスドリッパーは耐久性は文句ないけど落とすと割れてしまうので扱いに注意が必要
といったところでしょうか。
ガラスなので丁寧に扱えば半永久的に使うことが出来るので、長く使うほど愛着がわいてくるはずです。
フィルターの互換性があるオリガミドリッパーに派生していくなど選択肢もあるので、初めの一台にウェーブドリッパーを選択する手段も、アサヒはありかと考えます。
ウェーブドリッパーでぜひ楽しいコーヒーライフを始めてみてはいかがでしょうか?
余談として価格帯のお話~
ドリッパーの素材によっては1万円を超えてくるものもありますが、特別な人への贈り物に良かったりと考え方によっては高価格帯がメリットになることもあるはず。。。
ではでは楽しいコーヒーライフを♪
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