ハンドドリップコーヒー沼につかり始めたアサヒです。
数あるドリッパーの中でもメリタ社の『アロマフィルター』は抽出の品質が一定で入門者向けのドリッパー。
コーヒー入門者のアサヒとしては、抽出のスキルに左右されることなくコーヒー豆毎の個性を学びたい!ということで早速『アロマフィルター』を購入して使ってみました。
メリタアロマフィルターの特徴
アロマフィルターの特徴としては3つあります。
①伝統の1つ穴
メリタのドリッパーを語るうえで外すことのできない1つ穴形状。ドリッパー中にお湯が溜まりやすくなり、浸漬の時間が多くなることでしっかりとコーヒーの成分を抽出することができます。そして抽出時間も計算されつくした設計のため、フィルターが抽出時間をコントロールしてくれます。
②変則的な穴の位置
抽出穴の位置がセンターではなく少しずれて、底面ではなく少し高い位置に空いているのがわかるでしょうか?
抽出穴の位置が底ではなく少し上の位置にずれていることでお湯が溜まる仕組みで、しっかりと蒸らしができるためコーヒーの成分を出し切ることができます。
そして抽出穴が高めに設置されていることで、最後に残る雑味成分を抽出することなくドリッパーに残しておくことができる優れた設計。
③リブ形状
平面部分は垂直に上部まで、サイド部分は逆V字型の変則的なリブが刻まれています。コーヒードリッパー発祥のメリタ社の約110年の歴史が作り上げた、ち密に計算されたリブの形状がコーヒー抽出に合ったお湯の流れを作り出してくれます。
アロマフィルターはこれらの特徴があるためにお湯を落とすスピードや回数を気にすることなく、”蒸らし”+1投という簡単な手順で抽出ができます。
簡単な抽出手順でもその抽出品質は一定で、ほとんど味にぶれが出ない設計なんです。
そのためハンドドリップ入門者向けのドリッパーとして最適とも言われています。
抽出者は豆の種類・挽き方・お湯の温度さえ守れば、一定の質のコーヒーを楽しむことができるのはハンドドリップ入門者としてはうれしくないですか?
メリタアロマフィルターのドリップ手順
①フィルターペーパーのシール部を互い違いにおり、フィルター内にぴったりとセットします
②杯数分のコーヒー粉を入れ、お湯を少量注いで30秒ほど蒸らします
③フィルターのメモリに合わせて杯数分のお湯を一度に注ぎます
ドリッパー本体の箱に記載されていますが、本当に簡単に淹れることができますね
使ってみての感想
何回か使っていますが、「蒸らし+1投」という簡単手順のためバタバタする朝でも重宝するドリッパーになっています。
ほかの円錐形ドリッパーとの味比べもしましたが、素人ながらはっきりと味と香りの違いを感じることができ、ますますコーヒー沼にはまるきっかけにもなりました。
ハンドドリップ入門の際はメリタの『アロマフィルター』かなりおススメです。
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